楢岡焼

秋田県の楢岡焼をご紹介します。

赤茶色の器体に海鼠釉の鮮やかなブルーがひきたちます。

 

【楢岡焼】秋田県大仙市

江戸時代末期頃から、農業用の甕などの雑器を作ってきた窯ですが、時代の変化に合わせて、
食器類を作るようになっていきました。
海鼠釉には白土にナラの灰、藁灰を混ぜて使われ、焼成により鉄分と融合すると、
青みを帯びた白色になり、視覚的にとろりとした仕上がりをみせます。
白土は豊富には採れなかったため、器の外側は上半分にだけかけることが多く、
釉薬のかからない素地には鉄分の多い飴釉が施され、耐水性を持たせると同時に、
さらなる鉄分が海鼠釉におもしろい変化をもたらします。

今日の楢岡焼はより冴えた青みの濃いものになっています。
これは当代小松さん親子の研究により安定的に青色を出せるようになったものです。

 

現在店頭にあるもの。

飯碗
Φ11 h6.5cmほど

 

1.5合徳利
Φ7(最大部) h15cmほど
1合徳利
Φ6.5 h13cmほど

 

平皿
Φ13.5 h2.5cmほど

 

小皿
Φ9.5 h2.5cmほど

 

深鉢
Φ12 h6cmほど
Φ14 h6.5cmほど

 

今や希少な東北の民窯、楢岡焼。

どうぞ目で見て、触れてみて下さい。

 

 

小田中耕一さんの型染め絵「春のしつらえ展」

毎年おなじみになっている手仕事フォーラム製「日本の手仕事カレンダー」

岩手の染物屋さん・小田中耕一さんに、季節の風物をモチーフにして原画を染めていただいています。
心があたたまるような、ほっこりとした愛らしい絵柄の数々。

過去のカレンダーの絵柄からピックアップし、額装用のサイズの型を新たにつくり、表情のある和紙に1枚ずつ染めています。
手で染められたもの、やはり力がありますね。

額入り型染め絵 W20.5cm H15.5cm D1.7cm

 

 

おひなさま

 

たんぽぽとちょうちょ

 

春の学校

 

端午の節句 かぶとと男の子

 

こいのぼり

 

手吹きガラス

 

丸紋土瓶

 

徳利と皿(小石原焼)

 

背負いかご(かるい)

 

ホームスパン

 

季節によってかけかえられたら楽しいですね。

春の、夏、秋、冬のしつらえに。

 

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春のしつらえ展

2020/2/1(土) 〜 2/17(月)

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一部、オンラインショップに掲載しています。

 

「春のしつらえ展」佐藤多香子さんの裂織

今日は、新潟で染織を営む佐藤多香子さん、公基さんから届いた裂織をご紹介します。

お二人の思う早春のイメージ。
いかにも春、というより、春がちらちら見え隠れしているようで、
そうきたか!と思わされました。
たくさん写真を撮ったのでひたすら載せていきます。
ぜひお楽しみ下さい。

 

◆ワンショルダーバッグ
36×28×9(持ち手 裂織 6.5×61.5cm)(寸法はおおよそです)
裏表あり
マグネット留め具

 

◆ワンショルダーバッグ(藍)
36×28×8(持ち手 裂織 5.5×55cm)
マグネット留め

 

◆ショルダーバッグ
30×27×4(持ち手 2×105cm)
裏表あり
ファスナー付

 

◆手さげバッグ
37×31×9(持ち手 革 2×32cm)
裏表あり
ホック留め

 

◆テーブルランナー(ベージュ)
21×63cm(21×70タイプもあります)

 

◆テーブルランナー(ベージュ×青)
31×110cm

 

◆テーブルランナー(ベージュ×青)
31×147cm

 

◆テーブルランナー(緑×紫)
31×85cm

 

◆テーブルランナー(ベージュ×赤×黒)
31×110cm

 

◆ポーチ(藍)
20×15×3cm
裏表あり
ファスナー付

 

◆ポーチ(ベージュ)
22×15cm
ファスナー付

(A)

(B)

(C)

 

◆ペンケース
21×8cm
ファスナー付

 

◆ポット敷
20×20cm
裏表あり

(A)

(B)

(C)

(D)

(E)

 

◆コースター
藍 12.5×13cm
藍×白 12×12.5cm

 

 

「春のしつらえ展」

2/1(土)〜2/17(月)

 

 

「春のしつらえ展」かご(※一部お値引き)

2/1(土)からの「春のしつらえ展」に届いているかご類をご紹介します。

 

◆長野 戸隠
根曲がり竹細工

石けんカゴ

w19 d13 h26cm(大きさはおおよそです)

フチと底にあしらわれたすす竹がよいアクセントになっています。

 

茶盆かご

Φ30 h13cm

茶碗かごに程よいサイズです。
陶器やガラス器をやさしく受け止めてくれます。

 

茶碗かご

Φ26 h18cm

力強さのある造形です。

 

深ざる

Φ21 h8cm

 

◆新潟
樹皮細工

くるみ皮 なたカゴ

w11 d8 h21cm

 

◆秋田 角館
樹皮細工

山ぶどう カトラリー入れ

w23 d9 h8cm

w23 d10 h7cm

 

くるみ 1枚皮物入れ

w19 d12 h19cm

壁にかけられます。野趣あふれる花器としておすすめします。

 

◆山梨 河口湖
スズ竹細工

5合ざる(米研ぎざる)

Φ23 13cm

3合ざる(米とぎざる)

Φ18 h11cm

富士山麓に自生する細くしなやかなスズ竹は、目の細かい細工が可能です。
水切れが良く、耐久性もあるので米とぎに適しています。

 

◆岩手 二戸
スズ竹細工

手さげかご

w35 d17 h23 (手含めh36.5cm)

フチと持ち手は籐です。
全体にとても丁寧なつくりです。

 

 

会期中、作られて少し時間が経ったかござる製品を、一部お値引きして販売いたします。

 

「春のしつらえ展」

2/1(土)〜2/17(月)

 

ぜひ足をお運び下さいませ。

 

「春のしつらえ展」山内武志さんの型染め(その1)

今週末、2/1(土)から「春のしつらえ展」と題して、
早春の住まいを彩る手仕事の会を開催します。
大小の布やかごなどを集めました。

まずは静岡県浜松市で染め物を営む山内武志さんの布、その中でも大判のものからご紹介します。

 

◆型染めテーブルクロス

【1】92×147cm(サイズはおおよそです)木綿地

 

【2】89×147cm 木綿地

【1】と【2】は、まず刺子のような模様を型染めした上に、さらに防染のりをおいて2重に染められています。
のりの置き方で、2枚は全く違う印象です。

静の型染めと動の筒描き染め。組合せの妙ですね。

赤い色が華やかなので、桃の節句の敷布などに使ってもすてきです。

 

【3】93×133cm 木綿地(厚手)

春を知らせる花、愛らしい梅の模様が並んでいます。

等間隔に並んでいても不思議と機械的にみえないのは、

単純なコピーアンドペーストではない、山内さんの手を感じるからでしょう。

同じ柄で薄手の生地の金茶色、濃紺色もございます。

 

【4】94×170cm 木綿地

〈てっせん唐草〉

 

【5】94×162cm 木綿地

〈牡丹唐草〉

 

【6】87×172cm 木綿地(厚手)

〈菊唐草模様〉

山内さんの伝統柄は、現代的なグラフィカルな感覚も加わり、
均整の取れた完成度の高いデザインだと思います。
大胆で迫力があり、目を奪われます。

天井からさげて間仕切りに、壁にかけて壁紙のように使うと、どきっとするくらい空間が変わります。
リフォームやDIYなどをせず、手軽に模様替えができてとてもおすすめです。

 

◆紅型卓布

37×108cm 木綿地

沖縄の型染め「紅型(びんがた)」模様の卓布です。

早春を超えて春爛漫です。明るく楽しい気持ちになる2枚。(柄の細かさが異なります)

元々縞模様のある下地布を使っていて、一見複雑に見えますが、
濃い色の縞のラインがすっきりと目に入ってきて、
布の上で蝶や花が舞いおどっているような動きをさらにかんじさせます。

こういうひらめきと遊び心は山内さんならではだなと思います。

 

大きめの布をご紹介しましたが、他にも小さな卓布や、手ぬぐいなども届いています。

少しずつですが、椅子敷き、クッションカバー、座布団カバー、バッグもございますので、

どうぞお楽しみにおいで下さい。

このブログでもご紹介したいと思っています。

 

 

 

 

 

伊賀焼 薬土瓶

直火にかけられる土瓶です。

昔は大きな土瓶で番茶を煮出し、そのまま野良仕事に持って行き合間に飲みました。
伊賀では’いり番茶’という、売り物にはならない茶葉や枝を丸ごと強く煎ったものをよく飲んだそうです。
その話しをきいてから京都の一保堂でいり番茶をみつけたのでさっそく買って飲んでみましたが、
とてもスモーキーな香りのするはじめて飲むお茶でした。
関西の方にはおなじみなのでしょうか。

かつて使われていた伊賀伝統の大きな’青土瓶’を、
現代でも使いやすいように半分程の大きさで形もすっきりとさせ、
ひとつひとつロクロで作ってもらっています。
ガスにかけて番茶や漢方を煮出したり、土瓶蒸しに使ってみてください。
もちろん普通の急須のようにも使えます。

口φ8cm h12cm(つまみまで)
湯呑に3〜4杯分の大きさ

 

あけましておめでとうございます

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

今年も様々な手仕事の良品をみなさんにご紹介できるよう張り切って参ります。

 

小鹿田焼 黒木昌伸窯の新着品を店頭に並べました。

注文していたお鍋の取り皿に程よいものも届いています。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

「倉敷の手仕事展」倉敷ガラス

現在開催中の「倉敷の手仕事展」では、倉敷ガラス・小谷栄次さんの仕事をご紹介しています。
(手しごとでは初めてのご紹介です)

倉敷ガラスは、小谷真三さんによって始められた、手吹きガラスのこと。
戦後、クリスマスオーナメントのガラス玉作りをしていた真三さん。
1日に3千個も、それも形を規格通りに揃えるという厳しい仕事だったそうです。

ある日、倉敷民藝館の初代館長である外村吉之介に、
コップの製作を打診されたところから、倉敷ガラスの歴史は始まります。
吹きガラスの製作は、今も昔も複数人の作業が基本です。
一人で製作するのは非常に困難でしたが、試行錯誤の末に技術を確立させました。

息子の栄次さんは、大学卒業後に真三さんに弟子入り。
最初の6〜7年間は、小鉢だけをひたすら作り続けるという
厳しい修行だったそうです。
自分の作品を作って良いという許可をもらえたのは、独立から10年後だったそうです。

栄次さんの小鉢。


繰り返しの仕事で培われた、端正で芯の通った形。
栄次さんのガラスは、父・真三さんとはまた違う魅力を放ちます。

シンプルなコップ。

泡のワイングラス。
泡のワイングラスは、「ちょっと手間がかかるんよ」と言われつつも
お願いして作っていただきました。

徳利とぐい呑み。

外村吉之介の「健康で、無駄がなく、真面目で、いばらない」という言葉を胸に、
暮しに寄り添う器づくりに取り組む栄次さんの仕事。

ぜひ、手に取ってご覧ください。